インプラントとは?メリットデメリットについて解説します。|吉祥寺の歯科医院ならアキュラデンタルクリニック
◆インプラントとは?
「インプラント=歯科の治療」というイメージを持つ方もいるかもしれません。インプラントは英語で「implant」と綴り、和訳すると「植え付ける」「吹き込む」「差し込む」「移植する」となります。
ここからは、それぞれの治療法や、その治療を受けるにあたってのメリットやデメリットを解説していきます。
◆インプラントのメリットとは?
まずはインプラントのメリットを6つ紹介します。
1. 自分の歯と同様に咀嚼可能
先ほども紹介したように、インプラントの最大のメリットは、自分の歯と同じように咀嚼(そしゃく)できることです。
ブリッジや入れ歯では力を入れて噛むことが難しかったり、熱いものを飲食することに抵抗があったりする方もいます。
2. 自分で行なうケアが簡単
インプラントは術後に定期的なメンテナンスが必要になりますが、セルフケアは通常の歯と同じような歯磨きで大丈夫です。
入れ歯のアタッチメントの洗浄のような面倒な作業はありません。
3. 周囲の健康な歯を守れる
インプラントは人工歯根を1本1本埋め込むため、それぞれが独立した歯となります。そのため、ブリッジや入れ歯のように、周囲の歯を削ったり負担がかかったりすることはありません。
負担がかかった歯は寿命も短くなるため、周囲の歯をできるだけ多く残したい方におすすめです。
4. 丈夫で長持ち
インプラントは、おもにチタンやチタン合金という金属で作られています。この金属は生体親和性に優れ、あごの骨としっかり結合するため、強く噛みしめても耐えられる強度があります。
また、定期的にメンテナンスに通ってきちんとセルフケアをすれば、10年以上長持ちさせることも可能です。
5. 見た目がきれい
口元の印象は歯によって大きく左右します。入れ歯やブリッジの場合は色味が不自然であったり金具が見えたりと、見た目の印象が悪くなりかねません。
インプラントなら見た目も天然の歯と同じようにきれいになり、会話や飲食の際に口を開くことに抵抗を感じないでしょう。
6. 骨が痩せるのを防げる
天然の歯は歯根を失ってしまうと、咀嚼したときに力が骨まで届きません。刺激が届かなくなった骨は次第に痩せていき、周囲の歯にも影響が出始めます。
インプラント治療はあごの骨に人工歯根を埋め込むため、咀嚼すると骨まで刺激が伝わります。日々咀嚼して刺激を与えると、あごの骨の健康を保てるのです。
◆インプラントのデメリットとは?
続いて、インプラントのデメリットを3つ紹介します。
1. 保険がきかないため高額になる
通常のインプラントは基本的に健康保険がききません。自費診療となるため、治療費は他の治療法と比べると高額になります。
どのくらい治療費がかかるかは個人で異なる為、手術前にカウンセリングをしっかり受け、治療費を確認のうえ治療を始めるとよいでしょう。
なお、健康保険はききませんが、インプラントの治療費は医療費控除の対象になります。
医療費控除とは、1年間に10万円以上の医療費が発生した場合、所得に応じて治療費の一部が還付される制度です。
インプラント治療をする場合は、医療費控除の申告を行なうことで治療費の負担を軽減できるでしょう。
2. 治療期間が長い
インプラントの治療期間は個々の症状によって異なりますが、約4~6ヵ月です。
他の治療法と比べると治療期間が長くなるため、さまざまな予定が立てづらくなることも考えられます。治療期間については、インプラント治療を受ける前にしっかりと確認しておきましょう。
3. 麻酔下での手術が必要
インプラント埋入手術は、麻酔をともなった手術です。麻酔を安全に行なうため、身体の状態が良くないと手術を受けることはできません。
持病・基礎疾患がある方は、カウンセリングの際に手術できるか医師に確認しましょう。
また、歯茎の状態も良くないと手術ができない可能性があります。
場合によっては入れ歯かブリッジが第一候補になる可能性も出てくるので、歯茎についても医師に確認しましょう。
◆まとめ
インプラントは手術後のケアも大切です。
長く使うためには、適切なセルフケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスでは、専門スタッフがインプラントの定着状態やかぶせものの状態、噛み合わせの状態に問題ないかなどをチェックするほか、インプラント周囲炎になっていないかを詳しく診ていきます。
インプラント治療についてお悩みがあれば吉祥寺のアキュラデンタルクリニックへご相談ください。