インプラント手術後に気を付けることとは?|吉祥寺の歯科医院ならアキュラデンタルクリニック
◆インプラント術後に気を付けたいこと 直後~1週間程度
インプラント術後1週間は、個人差はあるもののまだ痛みも腫れもある時期です。
そのため、様々なことに気を付けて過ごさなければなりません。
①麻酔が効いている間は飲食に注意
麻酔が完全に切れるまでは口の中や唇の感覚が戻りません。
頬や唇、舌を噛んでしまうリスクがあるため、麻酔が切れるまでは食事を控えた方が安心です。
熱過ぎたり冷た過ぎたりしないよう、飲み物の温度にも注意しましょう。
麻酔が切れて食事をする際には、お粥やうどんなど柔らかいものがおすすめです。
②飲酒・喫煙は厳禁です
術後1週間の飲酒・喫煙は厳禁です。
飲酒は血行を良くするため、痛みや出血の原因となり、尚且つ免疫力を下げることに繋がります。
喫煙は血行不良によって傷の回復を妨げ、傷口が開いてしまう可能性が上がります。
タバコは歯周病の原因にもなりますので、禁煙に挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。
③入浴や運動もできるだけ控える
血行が良くなると痛みや出血の原因となるため、入浴は控えてシャワーのみにしましょう。
運動も同様です。
激しい運動はもちろん、軽い運動も2、3日はお休みして安静にしてください。
体温が上がることでバイ菌が繁殖しやすくなり、細菌感染を引き起こす可能性が上がります。
◆インプラント術後に気を付けたいこと 1週間~メンテナンスまで
術後1週間もすれば、痛みや腫れが落ち着いてくる方も多いです。
慣れてくるとお手入れもおろそかになりがちですが、しっかりとケアをして口内環境を整えましょう。
①毛先の柔らかい歯ブラシで歯磨きをする
インプラント施術部位以外は、いつも通り歯磨きして構いません。
ただし、毛先の柔らかい歯ブラシを使いましょう。
施術部位に歯ブラシをゴシゴシと当ててしまうと、出血や傷口が開いてしまう原因となってしまいます。
②痛みは鎮痛剤でコントロールする
術後1週間までは処方された鎮痛剤で痛みをコントロールしましょう。
1週間経っても痛みが続く場合には、市販薬を服用しても構いません。
鎮痛剤の効果が感じられない場合は、迷わず医師に相談してください。
③抗生剤の服用を自己判断で中止しない
術後に処方される抗生剤は、必ず最後まで飲みきってください。
抗生剤は、指定期間を飲みきることで効果が得られます。
飲み忘れたり自己判断で中止してしまうと、耐性菌ができる可能性があります。
◆インプラントの術後に続くとよくない異常とは?
①出血が続く
手術後、1〜2日で出血は止まります。
それ以上の期間出血が続く場合には、施術部位周辺で問題が起きている可能性があります。
出血の量や頻度を確認し、速やかに担当医に伝えましょう。
②痛み・腫れがおさまらない
痛みや腫れが長期間続く場合や、鎮痛剤を服用しても改善されない場合には、何か問題が起きていることもあります。
我慢をせず医師に相談してください。
③その他
上あごの手術後には鼻から出血したり、下あごの手術なら下唇のしびれやよだれが出てしまう、といった症状が出ることがあります。
また、処方された薬によって湿疹や下痢を発症するケースもあります。
上記のような症状が出た場合には、すぐに担当医に相談してください。
◆インプラントは術後のケアが大切です
インプラント治療を成功させるためには、術後のケアが大変重要となってきます。
担当医の技術はもちろんですが、禁煙・禁酒や体調管理といったご自身でのケアも大切です。
術後の痛みや腫れはどうしても出てしまいますが、適切なケアをしていれば徐々に改善することがほとんどです。
そして、その後の定期的な通院・継続治療も忘れずに行いましょう。
◆歯科治療についてお悩みがあれば吉祥寺のアキュラデンタルクリニックへ
インプラント術後に気を付けることを詳しくご紹介しました。
気を付けるべきポイントはたくさんありますが、どれも難しいことではありません。
痛みが出たり調子が悪い時は無理をせず、気になることがあればすぐに担当医に伝えましょう。
歯科治療についてのお悩みは吉祥寺のアキュラデンタルクリニックへご相談ください。