インプラントと差し歯の違いとは?|吉祥寺の歯科医院ならアキュラデンタルクリニック
インプラントと差し歯にはどのような違いがあるのか、気になる人も多いかと思います。
そこでインプラントと差し歯にはどのような特徴があり、どこが違うのかを詳しく紹介いたします。
◆インプラントとは?
インプラントとは、本来は体内に埋め込む人工物を指します。そのため、整形外科の骨折治療で用いられるボルトなどもインプラントです。
インプラントのことを、歯科インプラント・デンタルインプラントなどと呼ぶこともありますが、近年は歯科診療におけるインプラント治療が一般的となり、単に「インプラント」と呼ばれることが多くなっています。
◆差し歯とは?
差し歯とは、歯の根っこの部分のみが残った状態のときに、歯の根に土台を入れ、その上に被せ物を被せる治療法です。
歯の根っこに土台を入れ、これを歯の基礎とし、その上に「レジン」という歯科用金属、プラスチック、セラミックやジルコニアで作られた表面部分を被せて固定します。
基本的に歯の土台の部分はぐらぐらしてしまうと意味がないので、硬い金属製であることが多く、かなり強力なセメントなどでしっかりと固定されます。
◆インプラントと差し歯の違いとは?
差し歯は残った歯根に土台を作って、歯を再建する治療法なので、自分の歯根が既にない場合や抜歯してしまった後などにはできません。
そのため、抜歯後に「差し歯で治療したい」とおっしゃる患者様も多いのですが、抜歯後は歯を失ってしまっているので差し歯による治療はできません。
一方、インプラント治療は人工の歯根を使って歯を再建する治療法なので、自分の歯根を既に失った場合や抜歯後に行います。
◆インプラントと差し歯の治療期間の違いは?
差し歯とインプラントはそもそも治療法が異なるので、治療にかかる期間も全く違い、下記のように差が出ます。
・差し歯:約1~2ヶ月
・骨があるインプラント:約4~5ヶ月
・骨が少ないインプラント:約7~13ヶ月
基本的に、差し歯の治療は歯の根の治療に期間がかかる場合が多いです。
一方で、インプラント治療はインプラント体(人工歯根)とあごの骨がくっつくのを待つ期間(回復期間)が必要なため、必然的に治療の期間が長くなります。
また、あごの骨が十分でない場合は、あごの骨を作ってから治療を行うのでより長い時間がかかります。
◆歯科治療についてお悩みがあれば吉祥寺のアキュラデンタルクリニックへ
インプラントと差し歯には以上のような違いがありました。
インプラント治療を行った方が良いのか、差し歯治療を行った方が良いのか、検討する際に参考にしていただければ幸いです。
歯科治療についてお悩みがあれば吉祥寺のアキュラデンタルクリニックへご相談ください。